モラー米特別検察官、ロシア捜査でトランプ氏に約50の質問用意=報道

モラー米特別検察官、ロシア捜査でトランプ氏に約50の質問用意=NTY
 4月30日、ロシアによる2016年大統領選への介入疑惑を捜査するモラー特別検察官は、トランプ大統領に対する約50の質問を用意している。写真は昨年6月に会見後に議事堂を後にする同特別検察官(2018年 ロイター/Aaron Bernstein)
[ワシントン 30日 ロイター] - ロシアによる2016年大統領選への介入疑惑を捜査するモラー特別検察官は、トランプ大統領に対する約50の質問を用意している。米紙ニューヨ-ク・タイムズ(NYT)が30日に報じた。
捜査関係者がトランプ大統領の法律顧問に対し質問を読み上げたという。
NYTによると、質問の大半は司法妨害の可能性に関わるもので、コミー前連邦捜査局(FBI)長官の解任やフリン元大統領補佐官(国家安全保障担当)の辞任、セッションズ司法長官の処遇、トランプタワーでのトランプ陣営とロシア人弁護士の面会などに関する質問が含まれている。
トランプ大統領の事業や、大統領が顧問弁護士のマイケル・コーエン氏との間でモスクワの不動産取引についてやり取りした可能性に関する質問も含まれている。
モラー氏はさらに、トランプ大統領が昨年、同氏を解任するためにとった措置や、その後解任を見送った経緯にも関心を持っているという。
NYTは大統領の法律顧問以外から質問リストを入手したとしている。
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