東南ア市場、評価上向き 政情・財政安定を好感
【マニラ=遠西俊洋】政情不安や財政赤字などがリスク要因とされてきた東南アジア主要国の投資環境への評価が上向く流れが出てきた。タイでは3日投開票の総選挙後に株式相場が急上昇。フィリピン、インドネシアでは国債格付けの引き上げを経て海外投資家の国債購入が拡大、株価も最高値圏で推移する。資産バブルや景気減速懸念で中国やインドなどで調整色が続く中、マネーの受け皿として東南アジアの存在感が増す展開も予想され...
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