タイム誌など売却へ、米メレディスが1200人削減を発表 

タイム誌など売却へ、米メレディスが1200人削減を発表 
 3月21日、出版大手タイムを買収した米メディア企業メレディスは、約1200人の削減と、タイムの雑誌のうち「タイム」、「フォーチュン」などの売却を目指すことを決めたと明らかにした。写真はタイム誌の表紙。加トロントの書店で撮影(2018年 ロイター/Chris Helgren)
[21日 ロイター] - 米メディア企業メレディスは21日、約1200人の人員を削減すると発表した。出版大手タイム買収を受けて経営のスリム化を図る。
既に約200人に解雇を通知済みで、今後10カ月以内にさらに約1000人を削減する。
またメレディスは、タイムの雑誌のうち「タイム」、「スポーツ・イラストレーテッド」、「フォーチュン」、「マネー・マガジンズ」などの売却を目指すことを決めたと明らかにした。こうした雑誌は主に男性読書向けで、メレディスの主力を成す「ベター・ホームズ&ガーデンズ」や「ファミリー・サークル」など女性向け雑誌の強化に貢献しないと判断したとみられる。
メレディスは昨年、18億4000万ドルでタイムを買収することで合意した。

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