米アマゾンの映画・テレビ部門トップ、セクハラ疑惑で辞任

米アマゾンの映画・テレビ部門トップ、セクハラ疑惑で辞任
 10月17日、米アマゾン・ドット・コムは、映画・テレビ部門アマゾン・スタジオのトップ、ロイ・プライス氏が辞任したと発表した。写真は同社のロゴ。都内で昨年8月撮影(2017年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[17日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コムは17日、映画・テレビ部門アマゾン・スタジオのトップ、ロイ・プライス氏が辞任したと発表した。自身が社内のプロデューサーに対してセクハラを行ったとされることや、米映画界の大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン氏からセクハラを受けたとする女優からの申し出を放置したとの疑惑が浮上しているため。
当面は、アルバート・チェン最高執行責任者(COO)が引き続きトップ業務を務めるとしている。プライス氏は先週から休職中だった。
米誌ハリウッド・リポーターの報道によると、アマゾンのプロデューサー、イサ・ハケット氏は2015年にプライス氏から性的な誘いを受けるセクハラ被害に遭ったと主張。ハケット氏は17日、「アマゾンが問題解決に向け動いていることを歓迎する」と述べていた。

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