英EU離脱、撤回の可能性ある=ヘーゼルタイン元副首相

英EU離脱、撤回の可能性ある=ヘーゼルタイン元副首相
 9月6日、英保守党のマイケル・ヘーゼルタイン元副首相は、ロイターとのインタビューに応じ、欧州連合(EU)離脱の経済的な打撃で世論が変化すれば、離脱の決定が覆される可能性があるとの認識を示した。写真はロンドンで5日撮影(2017年 ロイター/HANNAH MCKAY)
[ロンドン 6日 ロイター] - 英保守党のマイケル・ヘーゼルタイン元副首相は、ロイターとのインタビューに応じ、欧州連合(EU)離脱の経済的な打撃で世論が変化すれば、離脱の決定が覆される可能性があるとの認識を示した。
ヘーゼルタイン氏は同国で2年以内に総選挙が実施される可能性があると指摘。「EU離脱が起きない可能性がある。ただ、それには世論の変化が必要だ」とし「現時点で兆候はあるかもしれないが、世論が変化している大きな証拠は全くない。ただ今後、世論は変化すると思う」と述べた。
メイ首相が先月、次の2022年の総選挙後も首相としての務めを果たしたいと述べたことについては、6月の総選挙で保守党が過半数を割り込んだことを考えれば、その可能性は低いと指摘。
「(メイ首相が)次の選挙を戦うとは思えない。ただ、後継者で合意が成立していない」と述べた。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab