米司法省の機密漏えい捜査強化、記者らを標的とせず=副長官

米司法省の機密漏えい捜査強化、記者らを標的とせず=副長官
 8月6日、ローゼンスタイン米司法副長官(左)は、機密情報リークの取り締まりを強化する措置はジャーナリストの法的立場を脅かすことが目的ではないと述べた。写真はワシントンで7月撮影(2017年 ロイター/Aaron Bernstein)
[ワシントン 6日 ロイター] - ローゼンスタイン米司法副長官は6日、機密情報リークの取り締まりを強化する措置はジャーナリストの法的立場を脅かすことが目的ではないと述べた。
同副長官はフォックス・テレビの番組で「われわれはジャーナリストではなく情報を漏えいした者を取り締まる。ジャーナリストをその職務を行ったことで検挙したりしない」と語った。
一方で、意図的に法を犯したジャーナリストを将来的に検挙する可能性を否定せず、「一般的に、情報を公表するジャーナリストは犯罪を犯しているとは言えない。ただ、そう言える状況が生じる可能性はある」と述べた。
さらに、司法省は議員や政府高官を含め「法を犯して」情報をリークした「あらゆる人物」の検挙を検討すると述べた。
セッションズ司法長官は4日、機密情報漏えいに対する捜査件数を3倍に増やすと発表した。

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