トランプ米大統領、セッションズ司法長官指名を後悔=NYT

トランプ米大統領、セッションズ司法長官指名を後悔=NYT
 7月19日、トランプ米大統領(写真)は米ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙とのインタビューで、セッションズ司法長官がロシアによる米大統領選への干渉疑惑に関する調査から外れると知っていたら、司法長官に指名しなかった、と語った。18日撮影(2017年 ロイター/Kevin Lamarque)
[ワシントン 19日 ロイター] - トランプ米大統領は19日、米ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙とのインタビューで、セッションズ司法長官がロシアによる米大統領選への干渉疑惑に関する調査から外れると知っていたら、司法長官に指名しなかった、と語った。
セッションズ氏は3月、ロシアによる昨年の大統領選への干渉があったかどうかに関する調査から外れると表明した。同氏は1月の司法長官指名承認公聴会で、昨年選挙戦中にキスリャク駐米ロシア大使と面会していたことを公表していなかった。
トランプ大統領は「セッションズ氏は調査から外れるべきでなかった。そうするつもりだったら、司法長官のポストを引き受ける前にそれを私に伝えるべきだった。それを知っていれば別の人を指名していた」と語った。
トランプ大統領はまた、ドイツ・ハンブルクで開催された20カ国・地域(G20)首脳会議の夕食会でのロシアのプーチン大統領との会話について、時間は15分ほどでほとんど社交辞令的な内容だった、と説明した。両首脳がG20夕食会で会話を交わしたことは18日まで公表されなかったことから、物議をかもしている。
米コンサルティング会社ユーラシアグループのイアン・ブレマー社長によると、両首脳の協議は1時間ほど続き、プーチン氏の通訳者だけが協議に参加したという。
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