トランプ氏、政権法律顧問の起用検討 ロシア問題に対応=関係筋

トランプ氏、政権法律顧問の起用検討 ロシア問題に対応=関係筋
 7月3日、関係筋が明らかにしたところによると、トランプ米大統領(写真)は、ロシア関連の問題に対応するためベテラン弁護士をホワイトハウスの法律顧問に加えることを検討している。ホワイトハウスで6月撮影(2017年 ロイター/Carlos Barria)
[3日 ロイター] - トランプ米大統領は、ロシア関連の問題に対応するためベテラン弁護士をホワイトハウスの法律顧問に加えることを検討している。関係筋が明らかにした。別の関係筋によると、トランプ大統領は1週間程前に、元連邦検事で法律事務所ホーガン・ロヴェルズの知能犯罪担当弁護士であるタイ・コブ氏と面会した。
ホワイトハウスのウォルターズ報道官は「現時点で発表することはない」と述べた。
コブ氏のコメントも得られていない。
コブ氏はクリントン政権時代に政府に対する捜査で大統領側近などを弁護した経歴を持つ。
関係筋の1人によると、トランプ大統領はドン・マクギャン氏が率いるホワイトハウスの法律顧問に、ロシア問題を担当するシニアレベルの弁護士を加えたいと考えている。
この問題を巡っては、モラー特別捜査官による捜査に加え、議会の複数の委員会もロシアが昨年の米大統領選に干渉した疑惑やトランプ陣営と共謀した可能性を調べている。
トランプ大統領が起用を検討しているとされる法律顧問は、マーク・カソウィッツ氏が率いる大統領自身の弁護士チームとは異なる。

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