タイ、王位継承に最低15日の服喪期間が必要=首相

タイ、王位継承に最低15日の服喪期間が必要=首相
 10月18日、タイのプラユット首相(写真)は、皇太子の王位継承には、少なくとも15日間のプミポン国王の服喪期間が必要との見方を示した。バンコクで撮影(2016年 ロイター/Chaiwat Subprasom)
[バンコク 18日 ロイター] - タイのプラユット首相は18日、皇太子の王位継承には、少なくとも15日間のプミポン国王の服喪期間が必要との見方を示した。
首相は閣議後、記者団に「王位継承は、憲法に則って行われる。タイ国民も外国の人々も、心配したり憂慮したりするべきではない」と語った。
「少なくとも15日の服喪期間の後、憲法23条を適用する適切な時になるだろう」と、王位継承に関する条項を引き合いに出した。
プミポン国王は13日、88歳で死去。在位は70年だった。
首相は先週、ワチラロンコン皇太子の即位は国王の葬儀終了後になると語った。葬儀は1年の服喪期間の後に行われるとみられるが、正式な即位式の前に王位に就くことも可能。

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