バーツの流動性支える用意、市場は「比較的安定」=タイ中銀総裁

バーツの流動性支える用意、市場は「比較的安定」=タイ中銀総裁
 10月14日、タイ中銀のウィラタイ総裁は、プミポン国王の死去に関連し、外為市場で異常な投機は見られないと発言、流動性が逼迫した場合はバーツの流動性を支える用意があると述べた。写真はバンコクで5月撮影(2016年 ロイター/Athit Perawongmetha)
[バンコク 14日 ロイター] - タイ中銀のウィラタイ総裁は14日、プミポン国王の死去に関連し、外為市場で異常な投機は見られないと発言、流動性が逼迫(ひっぱく)した場合はバーツの流動性を支える用意があると述べた。
総裁は記者団に、この日の市場は「比較的安定」していると発言。「金融市場ではこれまでのところ、異常な投機的動きは見られない」と述べた。
総裁は「金融市場の信認を維持するため、状況を注視し、為替・債券市場がスムーズに機能するようにする」とし、「中銀は対ドルでのバーツの流動性を支える用意がある」と述べた。

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