タイ国王死去、在位期間世界最長 景気影響少ないとの声

[バンコク/シンガポール 13日 ロイター] - タイ王室は、プミポン国王が13日、病院で死去したと発表した。88歳だった。1946年に王位を継承、在位期間は世界最長となっていた。
一部のリスクアナリストや外交筋は、国王の死去を受け、経済が大きく混乱する公算は小さいとの見方を示した。
王室によると、国王は現地時間午後3時52分(0852GMT、日本時間午後5時52分)に亡くなった。死因は公表されていない。
息子のワチラロンコン皇太子が継承する見通しだが、プラユット暫定首相は、皇太子が国民と喪に服す時間を求めていることを明らかにした。
国王死去を受け、国連の潘基文事務総長は、人権尊重に取り組むなどした国王の功績を大切にするよう期待する考えを示した。報道官が語った。
米国のオバマ大統領は国王について、自国の発展に不断の努力を傾注したと述べた。
産業団体の関係者らによると、各金融機関や金融市場は14日も、通常通り稼動するという。
コンサルティング会社、ユーラシア・グループは、政府が来年の総選挙を2018年に延期する可能性があり、同国株式やタイバーツ相場の値動きが、国王死去直後に大きくなる公算があると、死去発表前の報告書で指摘した。
投資環境への影響は、最初の服喪期間に設定される公算が大きい100日間に限られると分析。各企業が最初の服喪期間中、製品発表などのイベント開催を見送る公算が大きいとした。
ただ、王位継承が順調に行われ、国王死去に伴う相場変動は長続きしないと予想した。
*内容を追加します。

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