タイ南部のホテル付近で2回の爆発、1人死亡・30人負傷=警察

タイ南部のホテル付近で2回の爆発、1人死亡・30人負傷=警察
 8月24日、タイの警察によると、タイ南部のパッタニーのホテル付近で2回の爆発があり、1人が死亡、30人が負傷した。バンコクで6月撮影(2016年 ロイター/Chaiwat Subprasom)
[バンコク 24日 ロイター] - タイの警察によると、タイ南部のパッタニーのホテル付近で23日夜、2回の爆発があり、1人が死亡、30人が負傷した。死者・負傷者はいずれもタイ人。
警察幹部がロイターに語ったところによると、最初の爆発はホテル付近の駐車場で起き、被害はなかった。
2回目はホテル入口に駐車していたトラックが爆発し、1人が死亡、30人が負傷したという。
タイでは最近観光リゾート地で爆発事件が相次ぎ、4人が死亡、数十人が負傷している。一連の事件の犯行声明は出ていないが、専門家らは南部の反政府勢力の関与を指摘している。
タイ南部のヤラ、パタニ、ナラティワットの3県では2004年以降、反政府勢力と政府軍の戦闘が繰り広げられ、6500人以上の死者が出ている。
8月初めに行われた国民投票では新憲法草案が承認されたものの、これら3県の結果は「反対」だった。
*内容を追加しました。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab