中国、タイの鉄道路線建設で覚書 総延長867キロ

[バンコク 19日 ロイター] - タイと中国は19日、タイに総延長867キロメートルの鉄道路線を敷設する計画の覚書を締結した。
ラオスとの国境沿いにあるノンカイから東部の沿岸部を結ぶ路線(734キロ)と、中部サラブリ県と首都バンコクを結ぶ路線(133キロ)。
計画は、タイの観光や貿易を支援するとともに、中国にとっては、軍政発足以降、親密な米国との関係が冷え込んでいるタイとの結びつきを強める機会となる。
タイのプラジン運輸相は会見で「中国は、路線の開発を建設を担当し、タイは建設の土台を準備する」と述べた。
計画の事業費などは明らかになっていない。

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