タイ中銀、政策金利を予想通り2.0%に据え置き

[バンコク 6日 ロイター] - タイ中央銀行は6日、政策金利を市場の予想通り2.0%に据え置いた。
金融政策決定委員会(MPC)は7対0で決定した。
中銀は、経済成長に向けて緩和的政策が依然必要としたほか、下期にかけて景気回復が続くとの見方を示した。
中銀は声明で、「タイ経済は第2・四半期に、政治的な事態の収拾に続く個人消費を背景に、改善の兆しを示した」との見解を示した。
政策決定委員会は5月の軍によるクーデター後、2回目の会合。
下期については、内需の伸びと公共投資を含む財政政策により景気回復の勢いが増すとの見通しを示した。
インフレ率が抑制され、景気が改善傾向にあることから、アナリストの大半は金利が今年いっぱい据え置かれると予想している。
タイGDP・金利・インフレ率のグラフ:
link.reuters.com/vab36s

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