タイ・ホットストック=続落、建設株が安い

[バンコク 29日 ロイター] - 29日のバンコク株式市場の株価は続落して前引けた。SET指数 は前日終値比13.93ポイント(0.91%)安の1524.20。政府によるインフラ計画の詳細待ちの姿勢が強まる中、建設株が同指数を押し下げた。 投資家は、軍事政権によるインフラプロジェクトの投資計画の決定が遅れる可能性を考慮した。市場では、2015年からの7年間で約2兆4000億バーツ(754億7000万ドル)規模のプロジェクトになると予想されている。 この日、タイ軍事政権の国家平和秩序評議会(NCPO)は運輸省など主要省庁との週次会合を開く。
以下の銘柄が注目を集めている。 ◎最近上昇していたチョーカンチャン やイタリアン・タイ・デベロップメント 、シノ・タイ・エンジニアリング などの建設株に売りが出た。
◎不動産開発のサンシリ は12%安と急落。同社は株主割当増資を行うと発表し、株式の希薄化が嫌気された。

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