英国はＥＵから離脱すべき─トランプ氏＝サンデー・タイムズ
６月１９日、米大統領選で共和党の候補指名を確実にしたドナルド・トランプ氏（写真）は、英国のＥＵ離脱を支持すると表明した。米オレゴン州で５月撮影（２０１６年 ロイター/Jim Urquhart/File Photo）
［ロンドン １９日 ロイター］ - 米大統領選で共和党の候補指名を確実にしたドナルド・トランプ氏は１９日、英国の欧州連合（ＥＵ）離脱（ブレグジット）を支持するとし、英国はＥＵから抜けたほうが一層良い状態になるとの考えをあらためて表明した。英サンデー・タイムズ紙のインタビューに応じた。
同紙によると、トランプ氏は「個人的には、官僚主義が大きく後退するといった多くの理由から、離脱のほうがいいと思う」と発言。「しかし、私は英国民ではないので、個人的な意見にすぎない」と述べた。
また、１１月の米大統領選挙で当選すれば、キャメロン英首相を含め、国際的に良好な関係を築きたいとした。
母親がスコットランド出身であるトランプ氏は、近く英国を訪問し、スコットランドに所有するゴルフ場を訪れる予定となっている。
同氏はこのほか、大統領になれば、中国との貿易協定を改善することに努めるほか、ロシアとの協力を深化させると表明。この中には過激派組織イスラム国（ＩＳ）との戦いでロシアと協力することも含まれるだろうとした。
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