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【タイ】東芝プラントシステム、発電プロジェクト4件を同時受注
配信日時:2014年6月26日 18時32分 [ ID:642]

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余剰電力および発生蒸気を工業団地内に供給する。

 2014年6月23日、東芝プラントシステム株式会社は、子会社であるTPSC(タイランド)株式会社、住友商事株式会社と共同で、タイに新設するコンバインドサイクル・コージェネレーション発電所の建設プロジェクト4件を受注した、と発表した。

 今回受注したプロジェクトは、ボーウィンクリーンエナジー社がヘラマート・チョンブリ工業団地内に新たに建設する出力130MW(メガワット)の発電設備1基とアマタBグリムパワー社がアマタ・シティー工業団地内に増設する出力120MWの発電設備3基(シティー第3発電所~第5発電所)で、タイのSPPプログラムに基づき、タイ国発電公社(EGAT)へ売電を行ない、余剰電力及び発生蒸気を工業団地内に供給する。

 EPC契約者として、エンジニアリング、発電設備の供給、土木・建築、据付、試験・調整までをフルターンキーで担当し、4プロジェクトとも26か月の納期で、9月以降順次着工する。

SPP:中小型発電所の建設によりEGAT へ売電できる事業認可を受けた民間独立発電事業者。
EPC:Engineering(設計)、Procurement(調達)、Construction(施工・試運転)までの一括請負い。

【編集:YK】

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