タイの工業団地開発会社アマタ、戒厳令による対内投資減少を懸念

[バンコク 20日 ロイター] - タイの工業団地開発会社、アマタ・コーポレーション は20日、国内全土に戒厳令が布告されたことで海外からの投資が細ることを懸念していると表明した。
同社のマーケティング責任者、Viboon Kromadit氏がロイターに話したところによると、戒厳令を受けてすでに数社の顧客が土地購入契約を延期したという。同氏は「現在、事態を見極めているところだ。ネガティブな徴候があれば、海外投資家らは投資を中止するかもしれない。その後の回復は容易ではない」と述べた。
アマタの顧客にはブリヂストン や日本の自動車メーカーが含まれており、タイに関する海外投資家のセンチメントを示す目安とみなされている。

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