取れたてのタイを買い求める市民=鳴門市の鳴門町漁協前

取れたてのタイを買い求める市民=鳴門市の鳴門町漁協前

 水揚げしたばかりタイなどを即売する「鳴門海峡一本釣り市」(鳴門町漁協主催)が16日、鳴門市鳴門町の同漁協前で開かれた。今年初めてで、待ちわびた大勢の買い物客が詰め掛けた。

 この日の朝に漁師が釣ったタイやヒラメ、スズキ、ハマチが次々と水槽に移され、客がのぞき込みながら買い求めていた。市中価格より3~4割安いとあって、45キロ分ほどが1時間で完売した。

 希望すれば三枚おろしにさばいてもらえ、タイを購入した勝間博さん(81)=同市大津町=は「安くて新鮮。刺し身やアラ炊きにするのが楽しみ」と満足そうだった。

 一本釣り市は、天気が良ければ4~11月の毎月第3土曜日の午後1時から開いている。問い合わせは同漁協<電088(687)0750>。