東南アジア株式=全般に上伸、クアラルンプールは4カ月ぶり高値

[シンガポール 30日 ロイター] - 30日の東南アジア株式市場では、堅調な企業決算が支援材料となる中、全市場が上伸して引けた。外国人投資家の買いにクアラルンプール市場は4カ月ぶりの高値を付けた。
東南アジア地域の企業の堅調な決算を手掛かりに、買いが膨らむ中、クアラルンプール市場では海外勢の資金流入が加速した。クアラルンプール市場の総合株価指数 は0.7%高の1871.52と、2013年12月31日以来の高値で引けた。
メディア大手アストロ・マレーシア・ホールディングス は4.1%高、携帯通信大手ディジ・ドットコム は2.8%高。
シンガポール市場は、同国の大手3行のうち2行が市場予想を上回る過去最高益を計上したのを受け、2週間ぶりの安値から値を戻した。ストレーツ・タイムズ指数 は0.8%高で終了。前日は14日以来の安値を付けていた。
ジャカルタ市場の総合株価指数 は0.4%高、バンコクのSET指数 は0.2%高。
マニラ市場の主要株価指数PSEi は1.1%高と2営業日続伸。メガワールド・コーポレーション が相場押し上げに寄与した。
1日の東南アジアの全6市場は祝日のため休場。30日はホーチミン市場が休場だった。

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