タイ南部で少なくとも10件の爆発、1人死亡 数十人がけが

タイ南部で少なくとも10件の爆発 1人死亡、数十人がけが
 3月31日、タイ南部パッターニで30―31日に少なくとも10件の爆発が起き、1人が死亡、数十人が負傷した。軍当局が31日明らかにした。写真は爆発現場を捜査する軍当局(2016年 ロイター/Surapan Boonthanom)
[パッターニ(タイ) 31日 ロイター] - タイ南部パッターニで30―31日に少なくとも10件の爆発が起き、1人が死亡、数十人が負傷した。軍当局が31日明らかにした。
爆発のあったのはマレーシア国境に近く、タイでもイスラム教徒が最も多い地域の1つ。
爆発は銀行のキャッシュディスペンサーで2回発生し、警官11人がけがをした。軍の広報担当者によると、理美容院の近くで起きた爆発では民間人1人が死亡したという。
パッターニでは反政府活動が活発となっている。犯行声明は出ておらず、当局は反政府組織によるものとみている。

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