全体相場は4日続落。
米国株安を受け、寄り付きは売りが優勢。売り一巡後は前週末の終値水準でもみ合い商状となったが、後場入り後はじり安展開。クリミア情勢などの先行き不透明感から、下値模索の動きとなった。
平均株価は前週末比49円99銭安の1万4277円67銭と続落。
自動車株はほぼ全面安。
ホンダが9円安の3598円、日産自動車が3円安の850円と小幅続落。
三菱自動車が14円安の1057円と7日続落。14日、タイ工場近くに同社初の海外テストコースを新設すると発表したが、市場の反応は薄い。
富士重工業、日野自動車、いすゞ自動車、マツダがさえない。
こうした中、トヨタ自動車が12円高の5563円と4日ぶりに反発。
スズキが19円高の2584円と4日ぶりに反発。大手経済紙ではタイ工場の生産能力を10万台に倍増し、「スイフト」「セレリオ」など小型車の世界各地への輸出拠点にすると報じている。
ダイハツ工業が27円高の1679円と3日ぶりに反発。