タイの首都で爆発と発砲が常態化、26日未明にも銃声

タイの首都で爆発と発砲が常態化、26日未明にも銃声
2月26日、反政府デモが続くタイの首都バンコク中心部で、26日未明に何者かが発砲。バンコクでは小規模な爆発や発砲が急速に常態化しつつあり、死者が出るケースもある。写真は反政府デモの参加者ら。20日にバンコクで撮影(2014年 ロイター/Athit Perawongmetha)
[バンコク 26日 ロイター] -反政府デモが続くタイの首都バンコク中心部で、26日未明に何者かが発砲した。この発砲による負傷者はいないが、バンコクでは小規模な爆発や発砲が急速に常態化しつつあり、死者が出るケースもある。
週末にバンコクと東部トラット県で起きた反政府デモ隊への攻撃では5人が犠牲になった。
タイ国家安全保障会議のパラドン事務局長は、26日の発砲による負傷者の報告はないと説明。ロイターに対し、「犯人についてはまだ分からない」と語った。
反政府デモ隊を追うブルースカイTVの映像によると、デモ参加者はバンコクにある国家警察庁本部の前に集結し、デモ開始以来で20人以上が死亡した状況について適切な捜査を行うよう求めた。

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