中盤のバンコク株式市場は続落、総選挙前に様子見

[バンコク 30日 ロイター] - 30日中盤のバンコク株式市場の株価は続落、SET指数 は0654GMT時点で前日終値比0.9%安の1260.49と、2週間超ぶり安値で推移している。
ブローカーによると、市場では2月2日の総選挙を前に様子見気分が強い。メイバンク・キムエン証券のストラテジストは「政治的リスクがくすぶっている。選挙当日に若干の暴力事件が発生する可能性があり、新規投資が手控えられるだろう」と予想した。
タイ国軍は総選挙を前に首都バンコクに展開する部隊を増強。一方、反政府デモ隊はインラック首相の退陣を求め、選挙を妨害するとしている。

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