タイが2月2日に総選挙実施、選管の延期要請押し切る

タイが2月2日に総選挙実施、選管の延期要請押し切る
1月28日、タイのインラック首相は選挙管理員会と協議を行い、予定通り2月2日に総選挙を実施することを決定した。バンコクで同日撮影(2014年 ロイター/Damir Sagolj)
[バンコク 28日 ロイター] -タイのインラック首相は28日、選挙管理員会と協議を行い、予定通り2月2日に総選挙を実施することを決定した。反政府デモが続く中、選挙は混乱に終わるとして延期を求めていた選管側の提案を押し切る格好となった。
ポンテープ副首相は記者会見で「選挙を敢行しなければならない。選管は憲法の枠組みの中で選挙を組織し、衝突防止に努める」と述べた。
選管は反政府デモによる混乱を踏まえ総選挙の延期を提案していた。
選管のソムチャイ委員は協議前、記者団に対し「(選挙後には)混乱が生じるだろう。われわれの新たな提案は3、4カ月以内に選挙を実施することだ」と語っていた。
総選挙ではインラック首相の与党による勝利が予想されている。

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