タイ・バンコク中心部のデモ隊に爆発物、36人が負傷

タイ・バンコク中心部のデモ隊に爆発物、36人が負傷
1月17日、タイの首都バンコク中心部の大学付近で17日、何者かが反政府デモ隊に爆発物を投げ込み、病院関係者によると36人が負傷した。写真は負傷者を運ぶデモ参加者ら。同日撮影(2014年 ロイター)
[バンコク 17日 ロイター] -タイの首都バンコク中心部の大学付近で17日、何者かが反政府デモ隊に爆発物を投げ込み、病院関係者によると36人が負傷した。デモを率いるステープ元副首相もいたが、けがはなかった。
ステープ氏は、爆発事件の責任は政府にあると非難し、デモ続行の士気は低下しないと強調した。
同氏はバンコクの集会で「爆発は政府が行った」と批判。「われわれは恐れておらず、戦いを続ける」と述べた。
今回の事件で混迷が深まるかは不明だが、軍が事態の収拾に乗り出す可能性が高まる恐れも指摘されている。鑑識の専門家らがデモ隊に阻まれて現場に立ち入ることができず、爆発物の詳細は分かっていない。
政府はステープ氏の主張を否定している。

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