首都圏を中心にコンドミニアムの開発を手がける「オリジン・プロパティー」(本社=サムットプラカーン県)は1月9日、省エネ・環境に配慮したコンドミニアムの新ブランド「TROPICANA(トロピカーナ)」シリーズの開発を発表した。
タイでも最近注目されはじめている環境へのやさしさ「Eco Green Living」をコンセプトにした同プロジェクト。国内では初めてとなる風力発電と太陽光発電システムを採用し、敷地内のエネルギー自給率を向上させる。
また建具や家具などの部材には、環境への負荷が比較的軽いとされるヤシなどの木材を採用する。敷地内の共有スペースには居住者のオアシスとなるように緑地面積を大きく確保。植栽には浄化した生活排水を再利用する。フィットネス、スイミングプール、家庭菜園、屋上ラウンジ、コンビニエンスストアなども備える。
建設予定地はBTSスクムビットラインの延伸区間(2017年開業予定)の新駅「エラワン駅」下車徒歩約4分の場所。RC造地上8階建て2棟で全350戸の販売を予定する。権利携帯は区分所有権で、販売価格は129万バーツ~、約25平方メートルのユニットで145万バーツ台~としている。完成予定は2015年末。
同社のジャルーンエーCEOは「周辺に大手日系企業やその工場などが多い立地だが、このエリアには良質なコンドミニアムがまだ少ない。緑が多く入居者がホッとできるような空間を提供したい」と話す。
国内での一般販売の開始は2月。1月25日には東京でも説明会を予定する。詳細は同社サイトで確認できる。