アジア通貨動向(13日)=堅調、鉱石輸出規制緩和でルピアが1カ月ぶり高値

[シンガポール 13日 ロイター] - 週明けのアジア新興国通貨は、総じて堅調。政府が物議を醸していた鉱石輸出規制を緩和した事を受けインドネシアルピアが1カ月ぶり高値を付けている。
反政府デモが首都封鎖を予定しているタイバーツ は小動き。
インドネシアは12日、鉱石輸出を停止する措置を導入したが、大統領が直前に銅などの輸出は認めた。規制緩和を受け、すでに高水準になっている経常赤字がさらに膨らむとの懸念が和らぎ、外国銀行のルピア買いが入った。
ルピアは1.2%上昇し12月12日以来のルピア高水準となる1ドル=1万2015ルピアを付けた。
韓国ウォン も0.6%上昇し1ドル=1055.6ウォンと1月6日以来のウォン高水準を付けた。
0415GMT(日本時間午後1時15分)現在のアジア新興国通貨の対米ドル相場は以下の通り。 円          103.38
シンガポールドル   1.2639
台湾ドル       29.972
韓国ウォン      1056.10
タイバーツ      33.02
フィリピンペソ    44.57
インドネシアルピア 12040.00
インドルピー     61.59
マレーシアリンギ   3.2570
人民元        6.0436

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