タイバーツ安を懸念、輸入やエネルギー価格に打撃=財務相

[バンコク 3日 ロイター] - タイのキティラット財務相は3日、バーツ相場の下落について、輸入に影響を及ぼし、エネルギー価格を押し上げるため、懸念している、と述べた。
同相は「現在のバーツ安は若干懸念要因だ。輸出を支援する一方で、輸入やエネルギー価格にとり打撃となる」と述べた。
また、政府が計画中のインフラ投資は2014年10月から始まる来年度まで延期される、と述べた。
年明け2日のバンコク株式市場では、2月に予定されている総選挙をめぐる国内反対運動の激化を受けて大幅下落し、タイバーツも売られた。

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