タイ・ホットストック=前場は反発、上院議員の選出方法変更に関する司法判断に注目
[バンコク 20日 ロイター] - 20日午前のバンコク株式市場は反発。他の東南アジア株全般の下落傾向に逆行している。SET指数 は前日終値比1.54ポイント(0.11%)高の1413.98で前場を終了した。前日の下落の後で、テクニカル要因主導の買いが生じた。
◎ブローカーによると、国内政治の不透明感から投資家は慎重姿勢を崩していない。
クルンスリ・セキュリティーズのストラテジストは「きょうはタイ憲法裁判所が、上院議員全員を選挙で選ぶようにする憲法改正案について合憲か違憲かを判断する予定であり、政治情勢がエスカレートする可能性がある」と述べた。
SET指数は政治的な緊張の高まりへの懸念から、10月18日に付けた高値の1484.72を5%近く下回っている。
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