タイの農薬会社の株式を追加取得 三井化学アグロ2016年1月29日
三井化学アグロ(株)は、タイの農薬会社ソータス社の株式を追加取得した。
海外事業の拡大をめざして、三井化学アグロは成長が見込まれる東南アジア市場における生産拠点を確保するために、2011年にソータス社の株式を10%取得し、業務・資本提携を進めてきた。2013年には、同社の東南アジアにおける製剤の開発機能強化のために共同で製剤研究所を設立するなど、ソータス社は同社の重要なパートナーとなっている。
そしてこの1月に、ソータス社の株主であるPacific Agriscience Pte.,Ltd.との間で株式売買契約を締結し、Pacific社が保有する全株式を取得し、同社の持株比率は16.2%となった。このことによって、ソータス社との一層の関係強化をはかり、同社製品の市場拡大、新規製品の開発促進につなげ、「東南アジアでの更なる事業強化を量っていく」という。
ソータス社の事業の概要は、農薬・生活環境用薬剤・肥料の輸入、製造、販売、害虫駆除となっている。
(関連記事)
・複合肥料配合の育苗箱用殺菌剤「タチガレファイト液剤」登場 三井化学アグロ (16.01.14)
・かび病、うどんこ病などに卓効 園芸用殺菌剤「ベジセイバーR」 三井化学アグロ (15.11.10)
・【事務所移転】三井化学アグロ(2月16日付) (15.01.28)
重要な記事
最新の記事
-
中小小売店の備蓄米申し込み 約1300件2025年5月31日
-
シンとんぼ(144)-改正食料・農業・農村基本法(30)-2025年5月31日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(61)【防除学習帖】第300回2025年5月31日
-
農薬の正しい使い方(34)【今さら聞けない営農情報】第300回2025年5月31日
-
全農 政府備蓄米 出荷済み12万t4000t超に 進度率62%2025年5月30日
-
備蓄米 2021年産8万t 中小小売対象に販売 30日から2025年5月30日
-
備蓄米 大手小売店に22万t売渡し 農水省2025年5月30日
-
衆院農水委で論戦 米価引き下げ一辺倒に危惧も 増産と補償「熟議の焦点」に2025年5月30日
-
衆院農水委での質疑から① 「米価下げる」それが政治が出すべきメッセージか 鈴木貴子議員(自民)2025年5月30日
-
衆院農水委での質疑から② 気合はわかるが「バナナの叩き売り」じゃない 野田佳彦・立憲民主党代表2025年5月30日
-
衆院農水委での質疑から③「米増産と所得補償」こそ市場へのメッセージ 玉木雄一郎・国民民主党代表2025年5月30日
-
衆院農水委での質疑から④備蓄米は広く行き渡るのか 前原誠司・日本維新の会共同代表2025年5月30日
-
衆院農水委での質疑から⑤ 随意契約での備蓄米放出、「出口」は 角田秀穂(公明)2025年5月30日
-
衆院農水委での質疑から⑥ 無理とされていた随意契約、一転可能になったのはなぜ やはた愛議員(れいわ新選組)2025年5月30日
-
月刊誌『家の光』創刊100周年 一世紀に見る「大衆」の夢 文芸アナリスト・大金義昭氏(1)2025年5月30日
-
月刊誌『家の光』創刊100周年 一世紀に見る「大衆」の夢 文芸アナリスト・大金義昭氏(2)2025年5月30日
-
令和7年度の秋肥 高度化成は3.3%値上げ JA全農2025年5月30日
-
【緊急寄稿・稲作農家の声】玄米60キロ2万円が"適正" 経費上昇、危うい「生命産業」2025年5月30日
-
【人事異動】農水省(5月26日付、27日付、30日付)2025年5月30日
-
「バイオスティミュラントの表示等に係るガイドライン」を公表 農水省2025年5月30日