トーヨー建設(東京都葛飾区)の子会社で太陽光発電事業を行うトーヨーエネルギーファーム(同)は、9月18日、福島県相馬市で同社初の大規模太陽光発電施設となる「相馬第一発電所」の地鎮祭を行った。
同発電所は、相馬市石上箒平にある4万3636㎡の敷地につくられる。太陽光モジュールは8280枚を設置する予定で、年間発電量は237万9864kWhの見込み。平成初期にグループ会社のトーヨー不動産(福島県相馬市)が宅地造成用に購入した敷地を活用する。発電所は、2013年12月末に完成予定で、2014年1~2月初旬に発電を開始する。
地鎮祭には、同社の岡田吉充社長、トーヨー不動産の岡田庄治社長、立谷秀清相馬市長も出席。立谷相馬市長は、「相馬市との立地協定を結んだうえでの開発で歓迎の意を表します。相馬市のイメージアップに繋がることを期待しています」とあいさつした。岡田吉充社長は、「地元の住民の方に維持運営をしてもらう予定です。地域貢献にもつながればと考えています」とコメントした。