中国店頭市場「新三板」、一部金融会社の上場を停止=関係筋

中国店頭市場「新三板」、一部金融会社の上場を停止=関係筋
 1月20日、関係筋によると、中国最大の株式店頭取引(OTC)市場である「新三板」は、特定のタイプの金融会社の上場を停止した。写真は中国の株価ボードをみる投資家。上海で18日撮影(2016年 ロイター/Aly Song)
[上海 20日 ロイター] - 関係筋によると、中国最大の株式店頭取引(OTC)市場である「新三板」は、特定のタイプの金融会社の上場を停止した。
これらの関係筋は新三板への上場に関する新たな指針を伝える通知を受け取ったという。
上場が停止されるのは、ピアツーピアの融資会社や質屋など特定のタイプの金融会社で、銀行や信託会社、証券会社など従来の金融会社は含まれていない。
ある引受会社の関係者は19日、ロイターに対し「(上場手続きが)どの段階にあろうと関係なく、すべての金融会社の上場を停止するとの通知を受け取った」と語った。
新三板へはCITICキャピタルが、人民元建てプライベートエクイティ(PE)事業向けの独占的プラットフォームの構築を目的に、子会社を上場させる計画を明らかにしていた。
新三板の運営会社はコメントを控えた。

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