
上:スカース、下:ネクタイ
2020年夏季五輪の開催都市が東京に決定した国際オリンピック委員会(IOC)総会で滝川クリステルや太田雄貴ら招致メンバーが着用していたネクタイとスカーフをビームスが手掛けていたことが分かった。今日昼に放送された情報番組「ワイド!スクランブル」では、クリエイティブディレクターの中村達也氏が登場しデザインディレクションを務めたことを明かしている。
前回の2016年招致から続くビームスによるネクタイとスカーフのデザイン制作は、招致委員会からのリクエストにより実現したといい、ヨーロッパのクラブチームのような「TOKYO 2020」のロゴを目立たせたデザインが特徴の一つ。タイには招致の旗にも使われているブルーの一本線を入れたほか、スカーフは日本人女性の優しさや奥ゆかしさを連想させる淡いブルーのグラデーションを配している。
一方スーツは、2020東京招致オフィシャルパートナーを務めたAOKIホールディングス傘下AOKIのプライベートブランド「JUNKO SHIMADA JS homme(ジュンコ・シマダ・JS・オム)」の全面協力によるもので、国際的に活躍するデザイナー島田順子が監修。スポーティで活動的、かつエネルギッシュなイメージを表現したデザインが特徴で、招致委員会からの要望により、これまでのシックで落ち着いた印象から一転させた。プレゼンターには特別感を出すためにセパレートタイプのジャケットとパンツをオーダーメイドで用意し、サポートメンバーにはライトグレーの上下スーツを提供した。一般販売は現在のところ予定されていない。
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