タイ・ホットストック=銀行株に利食い、化学など高配当銘柄は逆行高

[17日 ロイター] - 週明け17日中盤のバンコク株式市場は反落し、SET指数 は0529GMT(現地時間午後零時29分、日本時間午後2時29分)時点で、前営業日終値比3.62ポイント(0.25%)安の1461.65で推移している。
以下の銘柄が注目されている。
◎カシコン銀行 やサイアム・コマーシャル銀行 など、最近上昇していた銀行株に利益確定売りが出た。
CIMB証券のストラテジストによると、市場は後場にテクニカルな理由で1480までやや反発することに備えているようだが、短期的な市場のセンチメントは弱気なままだという。
同ストラテジストはその上で、「米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、投資家らは引き続き警戒を緩めない見込みだが、国内ファンドからの買いが損失を限定するかもしれない」と話した。
◎タイ化学大手インドラマ・ベンチャーズ(IVL) や化学大手PTTグローバル・ケミカル(PTTGC) など配当利回りが良く、最近は売り込まれていた企業に買いが入った。

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