タイ・ホットストック=1週間ぶり高値、業績期待銘柄に買い

 [バンコク 27日 ロイター] 27日午後のバンコク株式市場は3日続伸し、1週間ぶり高値を付けた。第1・四半期決算で好調な業績が見込まれる銘柄が買われ、取引規制強化の影響を受けた中小型株の下落分を穴埋めした。
 SET指数<.SETI>は0741GMT(日本時間午後4時41分)時点で、1.5%高の1567.19と、今月20日以来の高値。過去2営業日での4.4%上昇から一段高となった。
 トレーダーらによると、機関投資家が成績を上げるため、四半期末を前に大型株に買いを入れているという。銀行株指数<.SETB>は1.7%高、エネルギー株指数<.SETEN>は1.4%高。
 タイ証券取引所は26日、相場の乱高下を防ぐため、5月2日からキャッシュバランス口座の預かり保証金を取引額の最低15%から20%に引き上げることを決めた。

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