タイ・ホットストック=続伸、銀行株が高い

 [20日 ロイター] 20日のバンコク株式市場の株価は続伸している。タイ中央銀行の金利見直しを同日に控え、金利敏感株が選択的に買われている。銀行株指数<.SETB>は1.2%高と、SET指数<.SETI>全体の伸びを上回っている。
 0421GMT(現地時間午前11時21分、日本時間午後1時21分)時点で、SET指数は前日終値比7.85ポイント(0.51%)高の1539.92。 
 以下の銘柄が注目されている。
 ◎タナチャート・キャピタルが0411GMTまでの時点で、一時5.2%高の45.5バーツと16年ぶり高値を付けた。国営クルンタイ銀行も4%高の26バーツに急伸した。
 エコノミスト17人中、13人は、タイ中銀が政策金利の1日物レポ金利を2.75%に据え置くと予想している。
 メイバンク・キムエン証券はリポートで、利下げが行われれば大半の銀行には否定的な影響があるだろうとした。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab