サッカー=日本人主審に八百長の依頼、昨年のタイ協会杯で
ロイター編集
[19日 ロイター] 昨年11月に行われたサッカーのタイ協会カップ決勝で、日本の吉田寿光主審が八百長を持ちかけられていたことが19日の現地メディアの報道で明らかになった。
報道によると、吉田主審はブリラムがアーミー・ユナイテッドを2─1で下した試合で、金銭を受け取る代わりに片方のチームに有利な判定をするよう持ち掛けられ、これをアジア・サッカー連盟(AFC)に報告した。
国際サッカー連盟(FIFA)理事も務めるタイ・サッカー協会会長は、吉田主審から報告を受けたことを明かし、21日にマレーシアで開催されるFIFA、AFC、国際刑事警察機構(インターポール)による八百長問題に関する会議で、今回の件について協議すると述べた。
なお、アーミー・ユナイテッドの関係者は、八百長には関与していないと主張している。
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