東南アジア株式=まちまち、フィリピンは連日の最高値更新
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[19日 ロイター] 東南アジア株式市場は、ドイツの経済指標を控えてまちまち。マニラ市場は、海外資金が流入し、不動産開発アヤラ・ランド主導で前日に続き過去最高値を更新した。
マニラ市場の主要株価指数PSEi <.PSI>は一時、過去最高値の6632.56を付けた後で、前日終値比0.85%高の6620.72で引けた。ざら場、終値でともに過去最高値を更新した。
不動産開発最大手のアヤラ・ランドは2.9%高。先週、通期利益が27%増加したと発表していた。
バンコク市場のSET指数<.SETI>は0.58%高の1532.07。1年半ぶり高値を付けた。国内機関投資家が大型株を買った。ただタイ中央銀行の金融政策決定会合を控え、警戒感から出来高は少なめだった。
シンガポール市場では、通信大手シンガポール・テレコムが1.4%上昇し、ストレーツ・タイムズ指数(STI)<.FTSTI>を押し上げた。
クアラルンプール市場の総合株価指数(KLCI)<.KLSE>は0.36%安、ジャカルタ市場の総合株価指数<.JKSE>は0.22%安。両市場とも海外勢の資金流入が見られたものの、株価は下落した。
ホーチミン市場のVN指数<.VNI>も0.64%下落した。
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