【10月11日 AFP】15MLBは10日、プレーオフのナ・リーグ地区シリーズ(5回戦制)が行われ、シカゴ・カブス(Chicago Cubs)が6-3でセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)に勝利し、対戦成績を1勝1敗の五分に戻した。

 カブスは2回にホルヘ・ソレーア(Jorge Soler)の2点本塁打などで5得点を奪うと、2番手のトラビス・ウッド(Travis Wood)が2回3分の1を1安打無失点2奪三振に抑え、この試合の勝利投手になった。

 そしてトレバー・ケーヒル(Trevor Cahill)とヘクター・ロンドン(Hector Rondon)の継投で最後の6アウトを打ち取ったカブスは、これで最近11試合で10勝目を挙げており、そのほとんどがロードで勝利している。

 一方、敗れたカージナルスは、先発登板したジェイミー・ガルシア(Jaime Garcia)がウイルス性の腹痛により、早々と降板を余儀なくされた。今季初めてカブス戦で登板したガルシアは、2回を投げて4安打5失点を喫した。

 カージナルスはまた、初回にマット・カーペンター(Matt Carpenter)、5回にコルテン・ウォン(Kolten Wong)、代打のランダル・グリチック(Randal Grichuk)が本塁打を放ったものの、いずれもソロとなり、6回以降の攻撃もわずか2安打に終わった。

 12日に行われるシリーズ第3戦は、舞台をカブスの本拠地リグレー・フィールド(Wrigley Field)に移し、カブスは今季22勝を挙げたジェイク・アリエッタ(Jake Arrieta)が、カージナルスはマイケル・ワカ(Michael Wacha)が先発する。(c)AFP