前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比168円75銭高の3万7329円22銭と続伸した。円高を警戒するムードが強いものの、米欧関税交渉の期限延長やトランプ米大統領の日本製鉄による米USスチール買収承認示唆などが好感され、前営業日比で一時333円50銭高の3万7493円97銭まで上昇した。ただ、上値の戻り売りの厚さが意識され、前場中盤から伸び悩んだ。