J2のC大阪は23日、タイのビールメーカー「シンハーコーポレーション」とトップパートナー契約を締結したと発表した。同日にヤンマースタジアム長居(大阪市東住吉区)で記者会見が行われ、同社のチャットチャイ副社長は「C大阪は世界のサッカークラブ。パートナーになれることをうれしく思っている」と話した。
同社はイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーのスポンサーで、同社が製造するシンハービールはタイを代表するビールとして知られる。C大阪は2012年3月にタイ・プレミアリーグのバンコク・グラスとパートナーシップ協定を結ぶなど、東南アジア戦略を進めてきた。
契約期間は2017年1月まで。C大阪はホームゲームの会場でシンハービールの販売を始める。今後の展開について、チャットチャイ副社長は「タイ国内でC大阪をPRしていきたい」と意気込みを語った。