東南アジア株式=タイが小反発、安値拾いの買い

[バンコク 19日 ロイター] - 東南アジア株式市場ではタイ株が小反発。国内の投資家から安値拾いの買いが入った。一方、ベトナム株は反落。同国中央銀行は、輸出支援のため通貨ドンについて今年3度目の切り下げに踏み切った。
タイのSET指数 は0.47%高の1379.12で終了。前日は約3%急落していた。
タイ証券取引所によると、外国人投資家は差し引き46億バーツ(1億2930万ドル)の売り越し。バンコク市内での爆発事件を受け、観光業への懸念から2日連続の売り越しとなった。
ベトナムのVN指数 は0.41%安の577.82で終了。ベトナム国家銀行(中央銀行)は、ドン相場を切り下げるとともに、許容変動幅を拡大した。
マレーシアのクアラルンプール総合指数 は、序盤の上げ幅を縮小し0.18%高で終了。
シンガポールのストレーツ・タイムズ指数(STI) は0.28%安、インドネシアのジャカルタ総合株価指数 は0.58%安、フィリピンの総合株価指数PSEi は0.15%高で引けた。

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