タイ・ホットストック=通信株に買い、タナチャート証券がセクターの「オーバーウエート」維持

 [4日 ロイター] バンコク株式市場のSET指数<.SETI>は0444GMT(現地時間午前11時44分、日本時間午後1時44分)時点で、1.32ポイント(0.10%)安の1331.60。
 以下の銘柄が注目を集めている。
 ◎通信株指数<.SETIC>が0.64%高。トゥルー・コーポレーションは、一時5.15バーツの高値を付けた後、横ばい。トータル・アクセス・コミュニケーションは0.86%高の87.75バーツ。一方、アドバンスト・インフォ・サービスは0.45%安の219バーツ。
 タナチャート証券は、通信セクターに対する投資判断の「オーバーウエート」を維持。タイ中央行政裁判所が、携帯電話第3世代(3G)入札のやり直しについて、訴えを受理しないと発表し、3Gへの取り組みの正当性を認めた。
 同証券によると、タイ国家放送通信委員会(NBTC)が3Gのライセンスを2013年1月18日までに発効し、通信事業者が完全なサービスを同年下期までに提供できる見通し。また、通信産業の収益が13年に22%増、14年に19%増を達成すると予想している。

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