タイ国際航空(TG)は10月30日、タイと北海道をダイレクトに結ぶ「バンコク~札幌便」を就航させた。
TGにとっては成田、羽田、中部、関西、福岡に続く定期便就航地。北海道はタイ人観光客の訪問先として人気が高く、マーケット需要に応えるために同路線の就航を決めたとしている。
運航機材はエアバスA330-300型機で、ロイヤルシルククラス(ビジネスクラス)36席、エコノミークラス263席の計299席。運航スケジュールはスワンナプーム23時45分発、新千歳空港翌8時着のTG670便が火曜・木曜・土曜の週3便。新千歳10時45分発、バンコク16時15分着のTG 671便が水曜・金曜・日曜運航の計3往復となっている。
12月30日からは両国間の往来需要に対応し、バンコク~札幌間に日曜運航便を追加。札幌~バンコク間も月曜便を追加し、週4便体制へと増便を決定している。
同社コーポレートコミュニケーション部広報担当のヤニーシリさんは「北海道はタイ人にとっては人気の観光スポットで、さまざまな文化に興味を持っている。当路線の新設はすでに好評で、年内の予約状況は80%以上」と話す。