市光工業は、生産子会社の市光タイランドが新工場・テクニカルセンターが完成したと発表した。
タイの新工場は、タイのラヨーン県アマタ・シティ工業団地内の6万平方メートルの敷地に、延床面積2万2000平方メートルの建屋で、市光工業の基幹工場である伊勢原製造所に次ぐ規模。同社の海外拠点の中では最大の製造所となる。
市光工業が約40億円を投資し新設したもので、2013年3月から自動車用のヘッドランプ、リアコンビネーションランプ、ミラーを本格的に量産開始する予定。工場には、テクニカルセンターが併設されており、現地で製品開発・設計が可能。
市光工業は、タイの新工場・テクニカルセンターから今後、国内外の自動車メーカー各社のタイ拠点に製品を供給し、東南アジアでの事業拡大を図る。同社では2015年にタイでの売上高50億円を目指す。