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　東芝キヤリアと富士通ゼネラルは、タイ中部チョンブリー県シーラーチャー郡レムチャバン工業団地で、空調機器用ツインロータリーコンプレッサーの製造合弁会社TCFGコンプレッサー・タイランドを設立することで合意した。

　出資比率は東芝キヤリアが５１％、富士通ゼネラルの子会社FGAタイランドが４９％出資、資本金は８億７０００万バーツ、設立は今年１１月を予定。

　空調機器の基幹部品であるコンプレッサーの市場規模は、世界的なエアコンの普及率の上昇にともない、２０１１年で前年比７．８％増の約９１００万台となり、今後も伸長が見込まれていること、資源・エネルギーの価格高騰などから、高効率、コンパクト性が求められる上位機種向けのコンプレッサー市場に期待できることが設立の理由。