タイ・ホットストック=シネコン最大手MAJOR<MAJO.BK>が高い

 [12日 ロイター] 12日昼のバンコク株式市場は続伸している。SET指数<.SETI>は0529GMT(現地時間午後0時29分、日本時間午後2時29分)時点で、前日終値比5.53ポイント(0.43%)高の1300.43。
 以下の銘柄が注目を集めている。
 ◎シネマ・コンプレックス最大手メジャー・シネプレックス・グループ(MAJOR)は、タイ国内の堅調な広告支出を背景に一時5カ月ぶり高値を付け、他のメディア関連株をアウトパフォームした。
 0456GMT時点で、MAJOR株は3.1%高の19.7バーツ。一時5月11日以来の高値19.8バーツまで買われた。
 フィリップ・セキュリティーズはMAJOR株の投資判断を「トレーディング・バイ」とし、目標株価を21.3バーツとした。同社株は9月以降12.79%上昇している。
 フィリップ・セキュリティーズは「昨年の洪水の影響で減速していた広告支出の総額は、2012年第4・四半期に増加ペースが加速しそうだ」とみている。
 タイの9月の広告支出は前年同月比6.55%増の97億バーツ(3億1612万ドル)だった。映画広告や店舗広告が特に大きな伸びを示したという。

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