タイ・ホットストック=メイバンク・キムエン証券が上昇

 [26日 ロイター] 中盤のバンコク株式市場は反落。0529GMT(現地時間午後0時29分、日本時間午後2時29分)時点で、SET指数<.SETI>は前日終値比10.56ポイント(0.82%)安の1276.85。
 以下の銘柄が注目されている。
 ◎メイバンク・キムエン証券は逆行高。タイの株式市場で活発な取引が行われていることで、同社の第3・四半期利益が増加すると期待され、3カ月超ぶりの高値を付けた。
 前場取引終了時で、メイバンク・キムエン証券の株価は0.7%高の13.9バーツ。一時14.8バーツと、6月13日以来の高値を付けた。また、金融株指数は0.4%高となった。
 フィリップ・セキュリティーズによると、第3・四半期のタイの主要株式市場と中小企業向け株式市場(MAI)の1日あたりの平均合計出来高は、293億バーツ(9億4800万ドル)から304億バーツ(9億8400万ドル)に増加したという。
 フィリップ・セキュリティーズはメイバンク・キムエン証券の株式について、安い時に買うことを推奨している。目標価格を14.1バーツとした。リポートでは「メイバンク・キムエン証券は、今期は市場シェアトップ(自己勘定取引を除く)の座を守った。同社の主要顧客で、全取引の90%超を占める個人投資家の取引比率が増加したことが背景」と述べた。

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