8月のタイ消費者信頼感指数は68.4、前月から小幅上昇=商工会議所大学

 [バンコク 4日 ロイター] タイ商工会議所大学(UTCC)が4日発表した8月の消費者信頼感指数は68.4となり、7月の68.2から小幅上昇した。
 7月には、国内経済が2011年の洪水の影響から順調に回復しているにもかかわらず、世界経済の減速に対する懸念やタイの政局をめぐる不透明感が指数を押し下げていた。
 タイ政府は、被災企業や被災者の救済策とともに、賃上げやコメ買い取り価格制度など、昨年の選挙公約だった景気刺激策を打ち出している。また、価格統制や輸送、電力に対する補助金支給を実施した。
 こうした措置により消費者心理が好転し、8月は指数が若干上昇したとみられている。
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